最近は男性も日傘をさすようになってきました。マスク焼けを気にされる方もいるので、これからも日傘をさす人は増えるでしょう。「男性がさしていなければ日傘」と判断していたしぃ先生は困りますが…
子どもでも、熱中症対策にと日傘をさすというニュースを見かけたりするようになりました。今は5月でも真夏日を記録しますし、日差しも強いというか痛いくらいのことがあります。例え子どもでも、何かしらの対策が必要かもしれませんね。
でも、皆さんも思ったことはありませんか?
「なぜ、子どもは夏にいくら真っ黒になっても、冬には白くなるのだろう?」
今日はそんな疑問についてお答えします。
ターンオーバーの仕組み
肌のターンオーバーは「肌サイクル/肌周期」と呼ばれることもあります。字のごとく、肌の細胞の入れ替わりのことをいいます。
表皮の一番奥にある基底層で新しい細胞が生まれており、少しずつ表面に移動していきます。勝手に移動することはないので、表面の古い細胞が剥がれ落ちることで、少しずつ表面に近づいていきます(格上げのイメージです笑)。
乾燥して白く粉ふいたような状態になった経験はありませんか?
わかりやすくいえば、日々、わたしたちの肌細胞はあのように剥がれ落ちています。髪の毛が1日100本抜けるのと同じようにあまり気づいていないだけで、日々、肌表面の細胞が剥がれ落ち、その内側の若い細胞が表に出てきているのです。
この仕組みがうまくいかなくなった結果が、女性のお悩みベスト3に入る「シミ」です。シミについては、また別記事でお話ししますね。
ターンオーバーのスピードの違いは「若さ」が原因
夏に真っ黒になった子どもは、冬には白くなります。ほんと、羨ましい…ではなく、大人は元の色に戻りにくいと感じていませんか?
これは単に「若さの問題」です。
子どもは成長するためにどんどん細胞が作られます。新陳代謝が活発といわれたりもしますが、細胞が作られるスピードが速いです。成長が止まった大人は、そこまで頑張って細胞を作る必要がなくなるので、スピードが徐々に遅くなります。これにより、肌細胞の入れ替わりが遅くなったり、傷が治りにくいといった現象に繋がっていきます。
年齢別ターンオーバーの目安
よく耳にする「28日周期」は赤ちゃんの話。大人になると少しずつ遅くなり、およそ「40~60日」といわれています。差があるのは、肌質や生活習慣、ホルモンバランスやストレスなど、ターンオーバーの乱れにつながる要因がたくさんあるためです。
エステサロンでは、「28日+年齢」と言われることもあるとか…思わず計算してしまいますね。
加齢も要因なので、ターンオーバーを促進させることは難しいですが、これ以上遅くならないようにケアすることは可能です。前述のように、要因はたくさんあるので、できることから対策をしていきましょう。
少しずつ、このサイトでも紹介していきますね。
おまけ:星座によってもターンオーバーの速度が異なる?
星座といえば星占いを思い浮かべる人が多いと思います。実は、まだ医学が発達していなかった時代の欧米では、星座も医学の知識として活用されていました。
頭→牡羊座
足→魚座
頭から足元まで順番に区切られ、「この星座はこの部位が弱い人が多いので注意」といった話があります。他にも、星座によって新陳代謝といった活発さの度合いが異なり、一番悪いのが乙女座だそうで…乙女座のしぃ先生は思わず納得してしまいました(笑)
昔からいわれていることは、科学的根拠があるというより統計学的な話が多いです。データの積み重ねなわけなので、あながち間違いとも言い切れませんし、健康美に興味をもってくれる人が増えてほしいので、こういったことも少しずつ紹介できたらなと思っています。
だって、星座でターンオーバーに差が出るとか面白くありませんか?他にもあるの?とか。
話しのネタにもなりますし、ぜひ周りの方にも教えてあげてください♪